【解説】コンポーネントの使い方(例文あり) マイクラ統合版/PE
みなさんこんにちは、よーぐるです!
今回は、コンポーネントについて解説します。
現在統合版で使えるものは少ないですが、いくつか使える便利なコンポーネントがありますのでマスターしましょう!
以下目次を貼っておきますので、ご自由にお使いください!
そもそもコンポーネントとは?
そもそもコンポーネントについて、みなさんご存じですか?
コンポーネントとは、超ざっくり言うと、アイテムやエンティティに追加する構成要素のことです。
コンポーネントを付けたアイテムは、それぞれインベントリで見ると詳細が書かれています。
また、コンポーネントが付いたブロックを設置して破壊すると、コンポーネントはなくなります。
コマンドで使う時は、主に
/give <エンティティ> <アイテム名> <個数> <データ値> {コンポーネント}
の赤字のところに書きます。
※コンポーネントを書く時は、必ず " (ダブルクォーテーションマーク)で挟むようにしてください。
※半角英数字、記号で入力してください。そうしないとエラーメッセージが出ます。
たくさんの種類があるのですが、今のところ動作確認が取れているものを紹介します。
使えるコンポーネント[本編]
①keep_on_death
使えるコマンド | give |
対象 | アイテム |
効果 | 死んでもアイテムがドロップせず、インベントリに残る |
見た目 | 差異なし |
用途 | PVP、脱出マップなど |
ゲームモード | サバイバル、アドベンチャー |
死んでもアイテムをドロップしませんが、アイテム長押しで(もしくはインベントリから)捨てた場合は、普通にドロップします。あくまで"死んでも"ですね。
例文:/give @p apple 1 0 {"keep_on_death":{ }}
②can_destroy
使えるコマンド | give |
対象 | アイテム |
効果 | 限られたブロックしか破壊出来ない |
見た目 | 差異なし |
用途 | 謎解き、脱出マップなど |
ゲームモード | アドベンチャー |
サバイバルモードでは、普通に他のブロックも破壊可能です。
また、複数のブロックに対応させることができます。
例文①:/give @p diamond_pickaxe 1 0 {"minecraft:can_destroy":{"blocks":["stone"]}}
例文②:/give @p diamond_pickaxe 1 0 {"minecraft:can_destroy":{"blocks":["stone","dirt","grass"]}}
③can_place_on
使えるコマンド | give |
対象 | ブロック |
効果 | 限られたブロックの上にしか置けない |
見た目 | 差異なし |
用途 | 謎解き、脱出マップなど |
ゲームモード | アドベンチャー |
こちらもcan_destroyと同様、サバイバルモードでは普通に他のブロックにも設置可能で、複数のブロックを対応させることができます。
例文の"brick_stone"(レンガブロック)のところを、"brick"(ブロックじゃない方のレンガ)にしてしまうと、エラーメッセージが出ますので、設置できるブロックの名前を書きましょう。
例文①:/give @p quartz_block 1 0 {"can_place_on":{"blocks":["brick_block"]}}
例文②:/give @p quartz_block 1 0 {"can_place_on":{"blocks":["brick_block","stone"]}}
④item_lock
使えるコマンド | give |
対象 | アイテム |
効果 | ドロップ、削除、クラフト不可 |
見た目 | 左角が黄色になる |
用途 | クラフトさせたくない時(適当) |
ゲームモード | すべて |
このコンポーネントだけ特殊で、クラフトさせることも出来なければ、捨てることも出来ない。クリエイティブモードだとアイテム欄に戻すことも出来ない...という、少々厄介なものです。
もちろん、設置して破壊すると外れるのですが、なぜか死ぬとドロップします。(バグなのか?)
クリエイティブモードでこれが付いたアイテムを持っていると、インベントリを圧迫するだけなので、取り扱いには気をつけましょう。
例文:/give @p planks 1 0 {"item_lock":{"mode":"lock_in_inventory"}}
まとめ
これまで紹介したコンポーネントは、現在動作確認が取れている数個しかないので、使えるものが見つかり次第追加していこうと思います。
コンポーネントを付けられると、謎解きや脱出マップの制作が捗りそうですね!
以上で紹介を終わります。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう。
さらばっっヾ('ω'⊂ )))Σ≡